TRIZ講演

TRIZ 実践と効用  体系的技術革新
−世界で最も強力な創造性と技術革新のプロセスをさらに発展させる
  Darrell Mann (CREAX, ベルギー),
  体系的技術革新フォーラム (Darrell Mann 著『TRIZ 実践と効用 (1) 体系的技術革新』 翻訳出版記念講演会),
  2004年 9月 6日, 京都; 2004年 9月 7日, 東京

   訳:  中川  徹 (大阪学院大学), 2004年 8月30日
   [掲載: 2004.10.7]      無 断転載禁止

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編集ノート  (中川  徹, 2004年10月 7日)

すでにご報告していますように、Darrell Mann の著書 "Hands-On Systematic Innovation" を翻訳出版し (6月末)、著者を迎えて出版記念講演会を開催しました (9月初旬)。本ページには、この出版記念講演会における著者の講演のスライドの和訳を掲載いたします。

全体で112枚のスライドでしたが、著者の意向で「聴衆に出す質問とその説明」の9スライドを除き、ここには103枚のスライドをPDFファイルで掲載し ております。著者がその最近の仕事の全貌を語っているもので、大変貴重なスライドであり、その掲載を快く許可いただきました著者に厚く感謝いたします。 [な お、英文版も掲載しまし
(2004.10.18)]

なお、翻訳出版いたしました本は下記のようです。


    原書:  "Hands-On Systematic Innovation",  CREAX Press (ベルギー), 2002年 5月刊
    原著者:  Darrell Mann
    訳書:   『TRIZ  実践と効用  (1)  体系的技術革新』
    監訳者:  中川  徹;  訳者:     知識創造研究グループ 
    発行:     (株) 創造開発イニシアチブ,  2004年 6月
    出 版案内と資料は  2004年 6月30日掲載のページを参照下さい。

講演会は、著者Darrell Mann を迎えて、下記のように京都と東京で行いました。

名称:       体系的技術革新フォーラム  (『TRIZ 実践と効用 (1)体系的技術革新』出版記念講演会)
主催:      (株) 創造開発イニシアチブ  (SKI)   +   (学校法人) 産業能率大学 

日時:      2004年 9月 6日 (月)   13:00 - 17:30
場所:      京都市   積水化学工業株式会社  京都研究所  講堂

日時:      2004年 9月 7日 (火)   10:00 - 16:00
場所:      東京・千代田区   中央大学駿河台記念館  520号室 

なお、講演会のプログラム概要については、 「中 川の活動のページ」 を参照ください。

Darrell Mann のこのすばらしい教科書を学び、TRIZおよび「体系的創造性」の考え方を身につけ、実践される方が多く出ることを願う次第です。

なお、この講演会において中川が話しましたこの教科書の紹介は、下記のページを参照下さい。
   
「Darrell Mann の『体系的技術革新』の紹介と位置づけ」 (中川  徹) 



          TRIZ 実践と効用  体系的技術革新
−世界で最も強力な創造性と技術革新のプロセスをさらに発展させる

Darrell Mann

 

講演スライド 103枚  (PDFファイル 848KB, 2スライド/頁)   ここをクリック下さい

無断転載禁止


講演 の骨子は以下のようです。 [目次の細部は中川の判断で見出しをつけました。]

TRIZ  体系的技術革新 
     -  世界で最も強力な創造性と技術革新のプロセスをさらに発展させる。

1.  全体像の概要

革新と創造性 、  TRIZと体系的技術革新、  TRIZを再構成する、
TRIZはツールか? 方法か? 思想か?   「実際に効用を得る」アプローチ、

体系的技術革新の5本の柱:      空間・時間・インタフェース、
リソースの活用、  矛盾、  機能概念、 
理想性 (進化のトレンド、  究極の理想解、  セルフ-X)

2.  システムの進化のダイナミックス    

成果漸減の法則 - 「不断の改良」がもつ逆説、 
典型的な製品ライフサイクルのSカーブ、
進化のSカーブの重要さ、  根本原因分析の麻痺症状、  Sカーブ族

3.  矛盾を解消する

もぐらたたき、   「流体を満たした袋」に譬えた設計プロセス、 
トレードオフ思考 対 ブレイクスルー思考

矛盾マトリックスのパラメータ、  TRIZの矛盾マトリックス、  TRIZの40の発明原理、
マネジメントのための40の発明原理、  発明原理を使ったブレインストーミング、
伝統的な設計思想とTRIZの設計思想との違い、

矛盾マトリックス2003年版、   マネジメントのための矛盾マトリックス

4.  技術進化のトレンドと進化のポテンシャル

技術予測の旧来の方法の誤り、  TRIZ:  技術の進化は予測可能である、
TRIZの技術進化のトレンド、  トレンド - 「リソース」についての再考、

進化のポテンシャルを見出す方法、  進化のポテンシャルのレーダ図、
進化のポテンシャルの実施対象、

 進化のポテンシャル図の使い方、   進化のベンチマーキング、 
 「業界のダイナミックス」の表現、  進化のトレンドの活用事例

5.  まとめ、すべてを一緒にして

システムを変えるための3手段、  体系的技術革新における問題解決プロセス、
「問題を定義する」ためのシート集、

TRIZの近道(1) 矛盾、   TRIZの近道(2) リソース、 

TRIZの普及:  Win-Win型らせんの重要性、  TRIZ: 技術者とマネジャのための新しい力、
CREAXのWebサイト、

謝辞


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最終更新日 : 2004.10.18     連絡先: 中川 徹  nakagawa@utc.osaka-gu.ac.jp