World TRIZ Sites Project (WTSP) - (B2)


TRIZ関連サイト集の作成試行状況と作業の進め方について:

(1) 日本のTRIZ関連サイト集の経験から分かったこと

(2)  より実際的な作業のために

中川 徹 (大阪学院大学)、2018年 1月25日; 2月 6日

 

掲載:  2018. 1.30;  更新: 2018. 1.31; 2. 7; 2.11; 2.12

 

 

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  編集ノート (中川 徹、2018年 1月25日)

世界のTRIZ(関連)サイト集を作成するための作業を具体的に開始し、その手始めとして、まず日本のTRIZ関連サイトの検索とサイト集作成の作業に取り掛かった。予想したとおり(そしてまた予想以上に)厖大な情報を扱う必要があることを実感している。予備段階であるが、分かってきたことをメモし、今後の日本での作業、および世界各国での作業の進め方について考察・提案していきたい。作業の進展に応じて随時追記する予定である。

この記述は、第一義的には、プロジェクト内での情報共有が目的である。また、今後多くのボランティアの方の参加・協力を必要としているため、プロジェクト外の人々の目にも触れるように公開記事にしている。さらに、本件での知見・経験は、( TRIZに限らず)いろいろな分野の人たちにも参考になることと考えている。

 

  編集ノート2 (中川 徹、2018年 2月 6日; 2月12日)

このページを和文と英文で掲載しましたとき(1月30日夜)に、「忙しい人たちに協力していただくには、ずっと簡単にしなければいけない。体系的なアプローチは理想だけれども、ともかく少しずつでも情報が集まるようにすることが、まず大事だ」と気がつきました。そこで、その翌日に、世界95人のTRIZリーダの人たちにメールを送り、現在のGoogle検索事例と、TRIZサイト集の現状(2008年版)をお知らせしました。そして、旧版のWord文書を直接に更新あるいは追記してもらえるような、具体的で簡単なやり方を(も)お伝えしています。これらの新しい情報を、「(2) より実際的な作業のために」として、本ページに追記しました。
なお、本件を反映するように、WTSPのガイドラインの一部を修正しました。

 

目次

(1) 日本のTRIZ関連サイト集の経験から分かったこと     (掲載: 2018. 1.30)

1. TRIZ関連サイトの検索のしかた: 検索エンジンの選択の問題

1.1 「TRIZ」を検索キーワードとして、日本語 Google検索 を行った。
1.2 「TRIZ」を検索キーワードとして、日本語 Yahoo! 検索 を行った。その結果、Yahoo! 検索の有用性が明確になった。
1.3  以上の結果から、今後本プロジェクトでは、次の方針でサイト検索を行うことにする。

2. 記述の主対象の問題: ページ(記事)へのリンク集か、サイト集か

2.1  本プロジェクトでの記述の主単位をサイトとし、その中で(下部に)主要・重要な記事/ページを記述する。
2.2  サイトの重要性に応じた記述の詳しさの選択

3. サイトのタイプと分類、サイト集の記述

3.1 検索結果から見たサイトのタイプの実際的な分類
3.2 検索結果を用いたサイト集の記述作業

4. (TRIZ)関連サイトの検索・収集と分類表示

4.1 TRIZの周りの領域にあるサイトの検索
4.2 TRIZの周辺領域を含めたサイトの分類とサイト集の作成

追記 (Darrell Mannの活動)

(2) より実際的な作業のために        (掲載: 2018. 2. 7)

5.  TRIZのWeb検索の現状、TRIZリンク集の旧版(2008年)、更新・改版の進め方

5.1 呼びかけ: 現状の再認識: TRIZのWeb検索の現状、TRIZリンク集の旧版(2008年)
5.2  TRIZサイト集の更新作業: Wordファイルでの簡易作業の実際
5.3  TRIZサイト集の更新記述のしかた

本ページの先頭

1. 検索エンジンの選択

2. ページリンク集かサイト集か

3. サイトのタイプと分類

4. 関連サイトの収集と分類

追記(Darrell Mannの活動)

5. 現状と更新・改版の進め方

英文ページ


 (1) 日本のTRIZ関連サイト集の経験から分かったこと

1. TRIZ関連サイトの検索のしかた: 検索エンジンの選択の問題

1.1 「TRIZ」を検索キーワードとして、日本語 Google検索 を行った。

Google 検索では、検索の詳細条件として、検索対象の「地域」の指定(デフォールトで「いまの地域」)、検索対象の言語の指定(いまは「日本語」)ができる。これらを指定すると、各国での分担作業の役に立つだろう。検索結果の表示件数も通常の10件/ページでなく、50件/ページなどを使うと、作業がやりやすい。

キーワードはまず単純に「TRIZ」と指定するのがよい。TRIZに関連するサイトをできるだけ広範に、また、主要サイトを中心に探すためである。「TRIZ 発明原理」、「TRIZ 特許」などと限定して(10〜数十件のリンクに)あたるよりも、「TRIZ」だけのキーワードでできるだけ多数のリンク(100〜数百件)を網羅して、検索するのが効率的であると思われる。

なお、「TRIZ」を直接含まないが、重要な関連サイトは多数あると考えられるので、より広い範囲の語(例えば、イノベーション、アイデア発想、技術予測、創造性教育など)あるいは隣接する関連語(たとえば、シックスシグマ、発明の自動化、など)でのサイト検索は、より充実したTRIZ 関連サイト集を作る第二段階で実施するべきことである。

検索キーワード「TRIZ」で、日本語サイトのGoogle 検索の結果は、次のような状況であった。
   ヒット件数:  約3,230,000件 (0.31秒)   実際には英語ページも多数入ってきた。
   通常表示件数:  157件 (「上記と似たページは除外されています。検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください」と最後に表示される)

「検索結果をすべて表示」にして、再検索した。
   表示件数:  464 件
   同一サイトの別ページが分散して表示されている。あまり関係がないページも多い感じ。
   大事なサイトのTRIZ関連ページを網羅しているわけではない。(例:『TRIZホームページ』は数ページしか表示されていない。

なお、検索結果の各項目(記事)は、タイトルとサイト名、URL,3〜8行程度の記事概要(キーワードが使われている部分部分の要約)が記載されている。[Google.com (英語サイト)での記事概要は2〜3行でありずっと短い。] 検索結果の表示順は、「重要なサイト/ページからのリンクや参照が多いサイト/ページが重要。その重要さと関係性の順に表示する」というGoogle独自のアルゴリズムで自動決定されている。ただし、このほかにも、各サイトが広告その他の方法/費用を使って検索の上位に表示されるようにしているので、本来の「重要性と関係性」とは異なることに注意すること。

次のYahoo! 検索に比べると(特に、「サイト内検索リンクの表示」のオプションがないため)、「Google検索は本プロジェクトの目的には不向きである」ことが分かった。

1.2 「TRIZ」を検索キーワードとして、日本語 Yahoo! 検索 を行った。その結果、Yahoo! 検索の有用性が明確になった。

Yahoo! 検索は、Google検索エンジンでの検索結果を取得して、表示のしかたを調整のうえ表示しているという。たしかに、個々の検索ヒットページの文面はGoogle のものと同一である。
注: 世界的には、検索サイトとしてはGoogleが圧倒的シェア(90%以上)で、Yahoo は 5%程度であるという。しかし、日本では、Yohoo!が健闘していて、Googleとほぼ互角であるという。

「TRIZ」を検索キーワードとして、Yahoo! 検索 を行った。対象言語は「すべての言語」
    ヒット件数:  約 3,190,000
    表示件数:  約 131件   (似たページを抑制)

「検索したページをすべて表示」にして再検索すると、
    ヒット件数:  約 3,230,000件
    表示件数:  400件弱    (似たページの抑制を外す)

検索対象言語を「日本語のみ」と指定すると、(注: 「検索設定」と「条件設定」の両方で「日本語のみ」と指定した。)
    ヒット件数:  約 45,300 件
    表示件数:  約 112件   (似たページを抑制)

    ヒット件数:  約 78,500 件
    表示件数:  約 600件弱   (似たページの抑制を外す)

ここまでの段階では、Google検索とあまり違わない。(言語の指定などがGoogleよりもきちんと制御できるように思う。)

Yahoo! 検索が優れているのは、検索設定で「サイト内検索リンクを表示」という機能があることだ。これを指定すると、同一サイト内のページ(ドメイン名が同じURLのもの)については、代表的な一つのページだけを表示し、「このサイト内で検索」というキーワードを付加する。このキーワードをクリックすると、そのサイト内の検索結果を多数「どっと」表示してくる。このサイト内検索が非常に有効である。やってみると、次のようであった。

検索キーワード 「TRIZ」、対象言語「日本語のみ」、
    ヒット件数:  約 78,500 件
    表示件数:  約 192件  (似たページを抑制)
    サイト内検索の例:  日経 ITpro                       約    11 件
                 ウィキペディア         約   25 件 
                 産業能率大学総合研究所  約   276 件
                 日本TRIZ協会ホームページ 約   286 件
                 アイディエーション・ジャパン 約   604 件
                 『TRIZホームページ』     約 1,330 件

ここで表示されている(サイト内検索の)ページは、すべてTRIZに関連したページである。これらの件数だけでも、どれだけのTRIZ関連情報を発信しているかは明瞭に分かり、TRIZ関連サイト集における比重のつけ方の大事な判断材料になる。

さらに大事なことは、各サイト内でどのようなタイトルと概要のTRIZ関連情報が掲載されているのかを、Yahoo!検索結果からでも、迅速に概要をつかむことができる。さらにこれらのページを手掛かりに、サイトそのものの内部を調査するのに、大いに便利である。

1.3  以上の結果から、今後本プロジェクトでは、次の方針でサイト検索を行うことにする。

検索サイトとして(Googleでなく)「Yahoo!」を使う。
その検索設定で「サイト内検索リンクを表示」の機能を使い、サイトごとの「サイト内検索」を活用する。

また、それぞれの国の担当者が、「対象地域」をまず自国に絞り、「対象言語」を自国語に限定し(そして、その次に英語に限定して)、サイト検索を行う。
このような限定は、作業区分を比較的小さく明確にして、分担協力できるようにするためである。
-- [注意: 検索サイトの種々のオプションや、TRIZ関連サイトの状況は、各国で随分と違いがあると思われる。本ページの記述の一部は日本での状況に依存した判断になっている。 ]

2. 記述の主対象の問題: ページ(記事)へのリンク集か、サイト集か

2.1  本プロジェクトでの記述の主単位をサイトとし、その中で(下部に)主要・重要な記事/ページを記述する。

Google や Yahoo! はその検索単位として、ファイル/ページ/記事を使っており、それは個別のURLが付けられている基本単位でもある。しかし、この単位での検索結果(その一覧リストなど)は、煩雑に過ぎる。

もっと意味がある単位は、「サイト」である。一つの組織や個人が、意図をもって全体を構成し、複数(多数)のページ/記事を(それぞれ体系的に)記述し掲載している。記事を逐次(あるいは随時)更新・追加しているサイトも多い(特に、重要な情報発信サイトはこのような記事の追加があるサイトである)。重要な記事が単発で掲載されていることは少なく、複数の重要な記事がまとまって同じサイトに掲載されていることが多い。また、後者のようなサイトは、将来に渡って、新しい有意義な記事が追加されていくことが期待される。

このような観点から、本プロジェクトでの基本的な記述単位として、「サイト」を選択する。

ただし、(従来の多くの「リンク集」のように)「サイトの名称と、その主ページへのリンク(URL)だけ」というのでは、あまりにも情報が少なく、本プロジェクトの趣旨には合わない。(重要な)サイトをきちんと紹介し、(内部の重要な記事なども紹介して)その内容の概要を伝えることが、必要である。

2.2  サイトの重要性に応じた記述の詳しさの選択

既に見たように、日本語のTRIZ関連サイトだけでも、100サイト(あるいは200サイト)程度あるから、これらを同じような重みづけで記述することは適当でない。二次情報の記述や感想文的なサイトは簡単に紹介し、他方、一次情報をきちんと体系的・総合的に発信しているサイトはその内容が分かるように、分かりやすく詳しく紹介することが望まれる。

先日の、「サイト集の記述のガイドライン」において、サイトのタイトル、URLなどとともに「1行でのサイト紹介文」を記述するように指定した。しかし、実際にやってみると、1行だけで性格づけや重要性を表現することは、困難であると分かった。基本的なことを記述するには、2〜4行程度が必要である(そして必要なら、詳細記述を追加すればよい)と分かった。またこのような記述は、枠組みを作らず(複数の短い文で)自由記述にするのが書きやすいと分かった。

==> この観点から、「Single line introduction」の項目を、「Brief Introduction」と改めたい。

なお、上記のやり方は、「ガイドライン」で書いた「Excelファイルを主体とした記述・蓄積」とは一致せず、より柔軟な形式である。作業過程として、プロジェクトメンバーの試行・裁量を認めるのがよいと思われる。情報の記述・蓄積が進んだ段階で、どのような形式とやり方にするかは、今後さらに作業を進めながら検討する必要がある。
[**注(2018. 2. 7): 後の 5.節を参照ください。当面は、より簡単な作業のために、Wordファイルを用い、サイトのリストを主体とした更新・拡張作業を、推奨しています。]

3. サイトのタイプと分類、サイト集の記述

3.1 検索結果から見たサイトのタイプの実際的な分類

今回、上記のように予備的な検索をし、また個々のサイトの内部をいろいろ読んでみて、それらのサイトの多様さを改めて実感した。そして、2008年に「国内TRIZリンク集(拡張100サイト)」を作成したときに作ったサイトのタイプの分類を、今回も使うとよいと判断した。その分類は以下のようである。

(a) TRIZ関連情報発信サイト

(b) TRIZのコンサルタント/ベンダー/ディーラー

(c) 関連の学会、協会、ジャーナル、その他

(d) 大学、公的機関、非営利的組織など

(e) 講演会、セミナー、通信教育など開催の営利組織/非営利組織

(f) 用語辞書、書籍検索、技術動向/ニュース情報、コミュニティ など

(g) 関連分野のサイト、個人サイト、ブログなどで TRIZを取り上げているもの

(h) 関連分野のサイト、個人サイト、ブログなどで、 (TRIZを直接に取り上げてはいないが) 参考になるもの

(i) TRIZに関連した発表のユーザ企業/組織別の索引 

これらのうちで、(a) TRIZ関連情報発信サイト が最も重要である。そのようなサイトで、上記の(b)(c)(d)(e)(g)などの性格を持っている場合には、(a)に記述したうえで、その他の項の所にも注記しておくとよいだろう。

これらの分類に応じて、自ずから記述のしかたやウエイトの置き方が変わってくる。

また、国や地域や世界での「TRIZ関連サイト集」の記述にあたっては、上記の分類をしてサイトを並べていくのがよいと思われる。

3.2 検索結果を用いたサイト集の記述作業

上記のYahoo!検索の結果を用いると、各サイトをチェックしながらサイト集の原稿を記述していくのに便利である。私が今実際に進めている作業は以下のような手順である。

(1) 1.3に記述した要領で、「TRIZ」をキーワードとしてYahoo! 検索を行う。「サイト内検索のリンク表示」を有効にしておく。検索結果の表示件数を50件とか100件とかにしておくと、作業の繰り返しが少なくて済む。

(2) ブラウザ上の検索結果を「コピー」し、新しいHTML文書Word文書に「ペースト」する。このとき、ハイパーリンクが有効になるように貼り付けることが大事である。私は、『TRIZホームページ』の作成に使っている Adobe社のDreamWeaver ソフトをこのHTML文書の作成に使っている。Yahoo!検索の表示を(数ページ)繰り返して、表示される全件を単一のHTML文書Word文書にしてしまうとよい。[注: 要は、ハイパーリンクが有効になっていることであり、MS Wordなどでも同等の扱いが可能であると考えられる。]
[**注(2018. 2. 7): ここで「HTML文書」と書いたのが、問題を複雑に見せてしまった。通常の「Word文書」でよい。ハイパーリンクを有効にして、貼り付けることができる。]

(3) 検索結果を上から順番にチェックして、「サイト内検索」を行う。サイト内検索の結果をざっと読むと、サイトの性格や記述事項等が分かる。そこで実際にそのサイトを閲覧する。サイトのトップページから入り、サイトの趣旨と管理者、全体構成、重要と思われる項目などを把握することが大事である。また、特に注目される記事を読んでみる。

(4) このようにしてそのサイトについて、「サイト名」、記述言語、主ページへのURL、および「Brief Introduction」(2〜4行)を記述し、それを Yahoo! 検索結果のHTML文書Word文書に書き込む。(サイトの代表ページの検索結果はまだそのまま残しておくとよい。)これらの書き込みにおいて、フォントサイズやフォントの色などのスタイルを(CSSなどを使って)予め決めておいて、使い分けると明瞭に分かって作業しやすい。
[**注(2018. 2. 7): 5. 節に示した(2008年版の)TRIZサイト集のWord文書では、5.3節に明示したように記述項目(段落)に応じたスタイルをすでに用意している。このスタイルを用いて記述すると、簡単で、後の編集作業を混乱させないで済む。]

(5) 比較的軽いサイトからどんどん処理していくのが、実際的であると思う。サイト内検索で100ページ以上あるようなサイトは重要だから、(そして既に大体のことは知っているだろうから)「Brief Introduction」以上の詳細記述は後回しにして進めばよい。また、3.1項に書いたサイトの分類も、個別チェックに際して判断しておくとよい。

(6) 以上のようにして、個別のサイトの記述が進行すると、次には、サイトの分類に従って全サイトを分類別で適当に並べ替えを行う。これによって、サイト集の全貌が段々に形を整えてくる。

(7) ここまでの段階では、重要なサイト(特に、(a) の情報発信サイト)の記述が後回しになってきている。そこで、その発信サイトの作成者、あるいは記述のボランティアなどと連絡を取り、協力して記述を進めるとよいだろう。重要なサイトの紹介は、それぞれ(A4で)1−2頁になってもかまわない。TRIZの初心者や実践者が読むことを想定して、これらの重要サイトをきちんと紹介することが大事であると思う。
[**注(2018. 2. 7): 5.2節に書いたように、「Brief introduction」のレベルで、できるだけ広範囲にTRIZ関連サイトを記述し、有用で重要なサイトが漏れないようにすることが当面の目標である。その次の段階として、有用・重要なサイトに絞って、この(7)の記述のような丁寧な記述をするのがよいと、考えている。]

4. (TRIZ)関連サイトの検索・収集と分類表示

4.1 TRIZの周りの領域にあるサイトの検索

いままでの記述では、「TRIZ」という語を直接に含んでいるようなページやサイトを検索していた。しかし、TRIZを直接標榜しないが近縁領域を扱っている重要サイト、あるいは、TRIZの理解や実践にとって重要なサイトなども検索して、本プロジェクトの「TRIZ関連サイト集」に記述しておくことが望まれる。

1.1節では次のように書いた。
「なお、「TRIZ」を直接含まないが、重要な関連サイトは多数あると考えられるので、より広い範囲の語(例えば、イノベーション、アイデア発想、技術予測、創造性教育など)あるいは隣接する関連語(たとえば、シックスシグマ、発明の自動化、など)でのサイト検索は、より充実したTRIZ 関連サイト集を作る第二段階で実施するべきことである。」

実際にどのような関連語を使ってサイト検索を行うとよいかは、いろいろな観点から試行・検討する必要がある。これについては、現在、広い視野で検討してもらっているところである。

4.2 TRIZの周辺領域を含めたサイトの分類とサイト集の作成

とりあえず、当面の段階では、各国/各地域/世界のそれぞれのレベルで、3.1項の分類に従ってサイトを並べることにする。その中の(a)情報発信サイト(およびその他の項)として、いくつもの関連領域のサイトが現れるであろうが、ともかく各分類での後部にまとめるのでよいだろう。

そして、4.1節に書いた検討の結果として、やり方・方針が明確になってから、TRIZ関連サイトの収集を本格的に始めることにする。各国のレベルで検索・収集・記述すると共に、世界全体のレベルでもTRIZ関連サイト集としてまとめることを考えている。そこでは、(TRIZを含む)より広い範囲の(少し粗い形での)サイト集をテーマ・分野別の観点から編成する計画である。これは、本プロジェクトの主目標である「TRIZを主としたサイト集(国/地域/世界の各レベル)」を補完する性格のものである。

幸いなことに、世界のTRIZリーダである Darrell Mannが、本世界TRIZサイトプロジェクトの「Global Co-editor」を引き受け、本節4.に記述している観点、すなわち、TRIZの周辺領域を含めた広い視野で、領域とテーマを体系づけてTRIZ関連サイト集を作ること、をリードしてくれることになった。


編集ノート後記(中川 徹、2018. 1.29)

今夜、Darrell Mann から月例のe-Zineを受け取りました。その中の二つの朗報を、皆さんにお伝えします。

(a)  Darrell Mannが、このたび『The TRIZ Journal』を復活させ、新しい記事の掲載を1月11日から開始しています。世界の皆さんからの寄稿を歓迎するとのこと。どうぞ定期的に次のURLにアクセスください。https://triz-journal.com/

(b)  Darrell Mann が、本WTSPプロジェクトのGlobal Co-editor として、次のように本プロジェクトを紹介しています(p44-45)。


 (2) より実際的な作業のために        (掲載: 2018. 2. 7)

5.  TRIZのWeb検索の現状、TRIZリンク集の旧版(2008年)、更新・改版の進め方

5.1 呼びかけ: 現状の再認識: TRIZのWeb検索の現状、TRIZリンク集の旧版(2008年)

1月31日夜に、世界のTRIZリーダの皆さんに呼びかけましたメールは以下のようです。

「TRIZリーダの皆さま
お元気でご活躍され、いままでにも増して忙しくしておられることと思います。

2つのドキュメントを見ていただきたくメールしております。それらは、TRIZ初心者の人たちがTRIZに関するよい情報源を探そうとしたときの現状を示すものです。添付のWordファイル2件をご覧ください。

ファイルA: TRIZをキーワードにしたGoogle検索結果。50件を表示。[Wordファイルですが、ハイパーリンクは有効です。]
(検索者の)地域をわざと「インドネシア」にしているのは、検索者の地域依存性を避けるためのものです。[日本からの検索では、たとえGoogleの英語サイト(google.com) で検索しても、日本のサイトが優遇されて出てきます。]
この検索結果で、初心者の人たちが(さらには実践者の人たちでも)適切で豊富なTRIZ情報源に導かれると思われますか?

[**注(中川、2018. 2. 8): 1月31日にメールで送ったファイルAがファイルBで上書きされたものであったことに昨日気がつきました。今回検索しなおして、ファイルAとして掲載します。誤りをお詫びします。]

ファイルB : 「世界のTRIZリンク集120」、各サイトの内容を簡単に紹介しています。[Wordファイルですが、ハイパーリンクは有効です。]
これは、10年前(2008年)に中川が編成したものです。
あなたの素晴らしいサイトは、適切に詳しく紹介されているでしょうか?あるいは、記述が古くなっていますか?あるいは、残念、載ってない!でしょうか?

世界も産業界も急速に発展しています。TRIZもそうです。10年まえの「世界のTRIZサイトカタログ」はあまりにも古くなっています。
いまのTRIZコミュニティはもっと多くのもっと優れた情報源を持っていると、思われませんか?分かりやすく、より広い視野で、実践に有用で応用性のあるものが、もっとあると思われませんか?

ファイルBには、TRIZサイトを地域別に大分類し、国別に並べています。
そこで、あなたの国、そして近隣の国の諸サイトの記述をチェックしていただけないでしょうか?新しい重要なサイトを追加し、紹介の記述を更新・拡張していただけないでしょうか? [このWordファイルを直接更新下さい。]

私のWebサイト『TRIZホームページ』に、世界TRIZサイトプロジェクト(WTSP)の開始について、掲載しています。そこでは、われわれの共同作業のやり方について、ガイドラインを書き、共用プラットフォームとしてクラウド上のグループウエアシステムBitrix24を使うやり方を記述しています。

この世界TRIZサイトプロジェクト(WTSP)に加わっていただけませんか?もし、ご自身が超多忙であるなら、あなたのグループメンバーの方、あるいはご友人に、プロジェクトへのボランティア参加を勧めていただけないでしょうか?

あなたの活動とWebサイトと、私たちの活動とWebサイトとが、きっともっと強力で、もっと有効になることでしょう。わたしたちみんなが、一緒に!連携して!! 働けば。

どうぞよろしく。 Toru  (2018年1月31日夜)

5.2  TRIZサイト集の更新作業: Wordファイルでの簡易作業の実際

昨年12月27日に、WTSPの「ガイドライン」を掲載しました。そこでは、個別のTRIZサイトをそれぞれ.xls で表形式に記述し、それらを参照することを想定して、TRIZサイトの一覧をまた .xls で表形式に記述することを、規定していました。それは、体系的に一貫して作ることを想定したものでした。

しかし、この一か月の状況から、もっと簡単なやり方で、形式にこだわらずに、実質的なやり方がよいと考えるに至りました。それを書いたのが(1月30日掲載の)3.2項です。そこでは、ハイパーリンクを重視したために、「HTML文書」を作業に使うように記述しました。今回、もっと簡単にWordファイルを使うので十分だと分かりました。ブラウザ上の検索結果をそのままコピーして、ハイパーリンクを有効にしたままでWordファイルに貼り付けることができます。

各TRIZサイトに関する記述項目は、基本的には以前に「ガイドライン」に記述したものに準じ、表形式にこだわらずに記述すればよい、と考えています。サイトの簡単な説明を、「1行での紹介」でなく、(2〜4行程度の)「簡単な紹介」が書きやすいことが分かりました。旧版の記述を参考にしていただければよいと思っています。

ともかく、「簡単な紹介」のレベルでできるだけ多くのサイトを集め、特に重要なサイトを漏らさないようにすることが当面の最重要なことです。それが揃ってから、世界的な観点から見て、重要なサイトを100程度精選し、より詳しい紹介をできるようにするのがよいと考えています。

5.3  TRIZサイト集の更新記述のしかた

今回ここに添付するTRIZサイト集のWordファイルには、次のように「スタイル」指定をしました。これに準じて記述いただけると、混乱を避けることができるでしょう。

記述項目(段落単位) スタイル名

スタイル

地域名、国名  見出し1 Arial, 12ポ、赤色、ボールド
サイト名 見出し2 Arial, 10.5ポ、濃い青色、ボールド
旧版の記述 Text original (old) (green) Times New Roman, 10.5ポ、緑色、字下げ 半角4文字
新規 または 更新記述 Text new update (light bleu)  Times New Roman, 10.5ポ、薄青色、字下げ 半角4文字
コメント、提言 Comments & Suggestions Times New Roman, 10.5ポ、濃赤色、字下げ 半角8文字
推敲・最終版 Text revised (final) (dark blue)  Times New Roman, 10.5ポ、濃青色、字下げ 半角4文字

WTSPのプラットフォームには、Project Draft (Main folder) の各地域、各国のフォルダーに、このWordファイルを登録しています(一部未完)。

いくつかのサイトの情報を寄与下さる方は、このファイルをダウンロードし、追記・更新した部分だけにして、別ファイル名(例えば末尾に氏名をつける)でアプロードください。あるいは、適当なプロジェクトメンバ(あるいは中川)に、Wordファイルをemail添付で送ってください。なお、各サイトの末尾に、記述者名、日付、記述趣旨を追記ください。

国全体などの、更新・推敲ファイルは、別名で登録するか、あるいは旧ファイルを置き換えてください。

5.4  TRIZ サイト集の文書の改訂作業の進め方 (中川 徹、2018. 2.11; 2.12)   ( 注: 和訳は後日)

(要点)

WTSPプロジェクトのTRIZサイト集を構築するための基礎資料として、上記の2008年のリンク集を調整して、WTSPプラットフォーム上に公開した (https://trizsites.bitrix24.com/~1AshD )  。ファイル名はWTSP-ListSites-Global-Stage0-180210.docx 。世界の人たちから(日本からも)更新情報を寄せてもらい、この改訂を進める。1−2か月ごとに、改訂版を(作業用として)公開するつもり。同じ資料を、本ホームページでも公開した 。こちらは1‐2週ごとに更新・公開する予定です。ご協力をお願いします。(2018. 2.11)

さらに、多くの人の協力を得るために、「Bitrix24システムを使わなくても、WTSPメンバーとしての正式活動ができる」ように、作業プロセスを見直しました。上記作業文書をダウンロードし、その一部をWordで更新し、emailで通信します。WTSPプラットフォームへのアップロードと編集作業は一部のメンバーで担当します。(2018. 2.12)

 

本ページの先頭

1. 検索エンジンの選択

2. ページリンク集かサイト集か

3. サイトのタイプと分類

4. 関連サイトの収集と分類

追記(Darrell Mannの活動)

5. 現状と更新・改版の進め方

英文ページ

 

本ページの先頭

(A) WTSP基本情報

(B) WTSPニュース

(A1) 方針

(A2) 組織

(A3) プラットフォーム

(A4) ガイドライン

(A5) 公表文書アクセス

(A6) 公開成果文書

WTSPプロジェクト索引ページ
(B1) WTSPニュース 2017 (B2) WTSPニュース 2018   プロジェクトの計画と招待 プロジェクトの提案(1)(1A)(1B)(1C) プロジェクトの計画と招待         WTSP Index page

 

総合目次  (A) Editorial (B) 参考文献・関連文献 リンク集 TRIZ関連サイトカタログ(日本) ニュース・活動 ソ フトツール (C) 論文・技術報告・解説 教材・講義ノート   (D) フォーラム Generla Index 
ホー ムページ 新着情報 子ども・中高生ページ 学生・社会人
ページ
技術者入門
ページ
実践者
ページ

出版案内『TRIZ 実践と効用』シリーズ

CrePS体系資料 USITマニュアル/適用事例集 WTSP (世界TRIZサイトプロジェクト) サイト内検索 Home Page

最終更新日 : 2018. 2.12    連絡先: 中川 徹  nakagawa@ogu.ac.jp