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創造的な問題解決の方法論:TRIZ とその発展 |
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編集ノート (中川 徹、2021年 5月24日)
下記のように、中川が久しぶりで、TRIZとその発展(USIT、6箱方式(CrePS))についての、講演(zoomのオンライン)をいたします。
わかりやすく体系的に話す予定ですので、ぜひ多くの方に聞いていただきたいと、願っております。主催: 明治大学サービス創新研究所 アート思考研究会 (代表: 阪井和男教授)
日時: 2021年 6月27日 13:00 − 15:00 (Zoom によるオンライン開催)
申し込み: 無料: 申込用サイト: Peatrix https://artthinkingjapan10.peatix.com/
対象: 学生、研究者、ビジネスパーソンなど、アート思考に興味 のある方は、どなたでも参加可能ですアート思考研究会 サイト内案内: https://artthinkingjapan.org/meetings/2292/
講演スライド(62枚)を、PDF
で事前に掲載しました (抜粋14枚を図でも)
。無料ですので、どうぞご参加ください。 (2021. 6.23)
講演の全スライドとビデオ(6部構成)を掲載しました
(2021. 7. 7)
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研究会と講演の概要
【講演内容】
問題意識:
問題解決/課題達成を創造的に行うための方法が、永年に渡って研究され、多数の多様なものが開発・実践されてきました。現在バラバラなそれらの全体を、まとめる骨格になる方式(パラダイム)がないのか?統合した一般的な方法論ができないのか?それを簡潔に実践するプロセスはどんなものか?
考察と研究の過程:
(1)科学技術の基本的な方法(抽象化の「4箱方式」)は、既存モデル外には適用しがたく、多様な「創造性技法」も、「ヒント」を探し、「ひらめき」を得ることに依存しています。
(2) 旧ソ連で開発された「TRIZ(発明問題解決の理論)」が、特許などの分析から、科学技術を活用する知識ベースの体系を作り、技術分野全般に使える形で発明のための思考法を作りました。90年代以後に世界に広がってきています。
(3) TRIZの影響下に、米国で問題解決の簡潔な一貫プロセス「USIT(統合的構造化発明思考法)」が開発され、日本に導入されて発展しました。
(4) USITで得られた「6箱方式」が、「創造的な問題解決の一般的方法」(CrePS)のための基本的なパラダイムになることを認識し、TRIZ/USITをベースに従来の多様な「創造性技法」を吸収・統合できると、中川が提唱しています。
現在の結論と提唱:
「6箱方式」が、創造的な問題解決のための基本の「パラダイム」です。
そのパラダイムに基づく「創造的な問題解決の一般的な方法論」を「CrePS(クレプス)」と命名しました。
「USIT(ユーシット)」が、それを簡潔に実践するプロセスです。本講演では、上記の発展を解説し、身近な例題で(3)(4)の方法を示します。
講演スライド (PDF)
講演スライド (PPTX 62枚) (PDF 1.98 MB)
スライドの抜粋:
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最終更新日 : 2021. 7. 7 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp