USIT適用事例 3.
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掲載:2015. 5.25; 更新: 2015. 6.26 |
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編集ノート (中川 徹、2015年 5月21日)
これは、「USIT適用事例集」 本HTMLページには、事例を説明する最初のスライド3枚と、「6箱方式」でのまとめを示す最後のスライドだけを画像で示します。適用事例の本体(スライド17枚)はPDFファイル |
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本事例は、韓国のHong Suk Lee & Keong-Won Lee が2003年にTRIZ Journal に発表したもの
で、水洗トイレの節水化の問題をTRIZの物理的矛盾の概念を使って解決したものです。世界中の人が知っている水洗トイレでの必要水量の問題を、TRIZの物理的矛盾できちんと取扱い、明快な解決策を作った。問題の定式化と考える筋道を示せば、それこそ小学校5-6年の生徒でも解決策を言い出すだろうような、単純明快な解決策を作ったものです。その明快さから、私は、「物理的矛盾とその解決法」の説明に愛用してきました。
これを「6箱方式」で書いてみると、その思考プロセスを明快に位置付けることができます。「物理的矛盾の認識」は(第3箱の)現在システムの理解、「矛盾する要求の(時間で分離した)両立」が(第3箱の)理想のシステムの理解、「分離した解決策を時間によって組み合わせる(時間帯で変化させる)ために、形状が変化すればよいという(当たり前の)着想」が、(第4箱の)新システムのためのアイデア、そして「柔軟な材料のパイプを使って、形状を変えるという解決策(とその改良)」が(第5箱の)解決策のコンセプト、に対応します。
このような対応関係により、アルトシュラーが言う「物理的矛盾と分離原理による解決」を「6箱方式」が非常に的確にリードしていることが分かります。TRIZはその解法として、非常に複雑なARIZを作りだしたわけですが、USITの「6箱方式」はそれをずっと素直で簡単に実行することができるのです。
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出典: Lee et al (2003) 中川他訳 |
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USIT適用事例3. 水洗トイレを節水化する問題
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最終更新日 : 2015. 5.25 連絡先: 中川 徹 nakagawa@ogu.ac.jp