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To Do List for TRIZ
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(完了したもの、未完了のバックログ で主ページから削除したもの) | |
中
川 徹 (大阪学院大学) 最終更新日: 2007年 5月 5日 |
完了したもの [ご協力いただいた方々に感謝いたします。]
[34] Teong-San Yeoh: "TRIZ Application in Device & Manufacturing Electrostatic Discharge Control"
「半導体デバイスとその製造時における静電気放電対策にTRIZを適用する」(TRIZCON2006発表) 半導体基板において、静電気放電が素子を損傷することが多く、今後の超微細化とともに問題が深刻になっている。従来のさまざまな静電気放電対策をTRIZの40の発明原理で整理して理解した。一つの問題領域に対してTRIZを適用していくための基本的な方法を示している点で大いに参考になる。
[24] Johannes Pfister: Success Through Integration of TRIZ, DFSS and Strategic Management
(ETRIA TFC 2005発表) 製品やサービスの開発のための技法を網羅的に調べた上で、開発の各段階で採用するとよい技法とその関連を詳細な図式として表している。よく検討すべき資料。
--> 翻訳掲載済み: 中川 訳: 「成功への道: TRIZ、シックスシグマおよび戦略的経営を統合する」
(掲載: 2006. 7.18)
[25] Ellen Domb: How to Deal with Cost-Related Issues in TRIZ
TRIZの初心者たちの多くがコストの問題を扱おうとして困難に遭い、そこでTRIZは使えないと考えてしまう。コストの問題は広範だから、それをきちんと分析しなければならない。それと同時に、初心者たちがコスト問題をTRIZで扱いやすいように、TRIZの方法を整備し、注意を与えている。教育的に重要な論文。
--> 翻訳掲載済み: 中川 訳: 「コストに関連する問題をTRIZでいかに扱うべきか?」
(掲載: 2006. 7.18)
[ 3] Klaus-Juergen Uhrner: Back to Creatability
(ETRIA TFC 2005発表) 自社の30年間の特許164件を調べて、TRIZを知ったことによる効果を実証的に示した。驚くべき実証事例。TRIZを知ってから年間の特許出願は3倍に、質的には「TRIZの発明レベル」でいって平均2.4が平均3.4に飛躍した。技術者の履歴を見てもTRIZを知って「創造的アイデアの創出力」が飛躍的に良くなっている。発明レベルの3以上が矛盾を明確に解決している。
--> 翻訳掲載済み: 中川 訳: 「創造能力への回帰 −TRIZの効用を実績で実証した」
(掲載: 2006. 4. 4)
Serguei Khrouchtchev: "Analysis and development aspects of laser optical disk systems"
ETRIACON2003論文。DVDにお けるピックアップの工学系の歴史的発展をTRIZ発明原理で逐一説明している。分かりやすく示唆に富む。 [概要紹介: ETRIA報告参照
]
英文ページに全体を掲載, 和文では概要紹介
を掲載した。論文を和訳して下 さる方をもとめます。(2004. 6.16)
-- ** 野口 江 さん (NECエレクトロニクス) が翻訳。翻訳掲載済み
(野口・中川、2005.10.26掲載) **--
Ed Sickafus: "eBook of USIT" ---> 翻訳掲載完了 [2004.10.18]
USITの開発者 Sickafus博士が2001年に執筆し, 2002年に公開した 約45ページの解説。USIT教科書 (約480ページ) を簡単にし, 最新の説明にしたもの。 [参照: Sickafus 博士のサイト: http://www.u-sit.net/ ]
** 本ページの要請に答えて、川面恵司氏と越水重臣氏とが協力下さり、翻訳・掲載を完了しました。ありがとうございます。 **
未完了のバックログ (未完了であるが、他のものを優先させる趣旨で作業をしなくするつもりのもの)
[10] Valery Krasnoslobodtsev and Richard Langevin: "Applied TRIZ in High-Tech Industry"
サムスン電子での推進の経験をきちんと整理して述べた。推進のキーポイントをいくつも挙げて、Q&Aの方式で述べている。トップがリードすべきこと、実地の問題で成果を挙げることがTRIZの信頼を獲得する道であること、1週間程度の短期研修の他に3〜10ヶ月間の長期のトレーニングプログラムを作るべきことなど。エンジニアにもマネジャにも教訓を与える。
これはTRIZCON2006での発表論文であるが、その後2006年8月28日に日本でIDEA社主催のセミナーが開かれ、著者がより詳細な講演をした。その記録は、英文のものが本『TRIZホームページ』に掲載
、和訳したものはIDEA社のWebサイトに掲載されている。このため、本件は未完了だが、To Do List からはずす。(2007. 5. 5)
Valery Krasnoslobodtsev, Ju-Young Lee, Jeong-Bae Lee: "TRIZ Improvement of Rotary Compressor Design"
(TRIZCON2005 発表) サムソン電子の発表。冷蔵庫などのコンプレッサの改良の事例。TRIZで改良した多数の案の詳細を説明している。TRIZで改良の最初のアイデアを得るだ けでなく、それをつぎつぎと改良しつつより優れたものを実現していく過程が、非常に参考になる。
--> 著者 Valery Kraev の 2006年8月28日の特別セミナーを参照されたい
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。To Do List からはずした。(2007. 5. 5)
Ian Mitchelle and Darrell Mann: Constraint-dominated breakthrough innovation in a manufacturing process situation (A case study from the photographic paper manufacture industry)
ETRIA TFC 2003論文。具体的な適用例を述べている。制約があ る条件での考え方が有用。
[概要紹介: ETRIA報告参照]
Larry Ball: "Breakthrough Thinking" (2nd Edition)
TRIZの考え方の全体を, 独自のやり方に消化しなおして, 非常に多数の図解を用いて説明したもの。Honeywell社での教材。
[第1版の解説部分翻訳掲載ずみ。第1版本文 TRIZ Journal 2002年3月 。第2版英文出版の書評: TRIZ Journal 2004年1月。]
[新版が、"Hierarchical TRIZ Algorithms" という名称で出ましたので、本件の和訳はやめます。]
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最終更新日 : 2007. 5. 6. 連絡先: 中川 徹 nakagawa@utc.osaka-gu.ac.jp