このホームページは,TRIZ
(発明問題解決の理論) の理解と普及のための情報公開の場です。
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質問,
意見などの投稿を歓迎します。 (創設: 1998年11月 1日)
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新着情報
[最近4ヶ月以内の記事の簡単な紹介。
印は最近2ヶ月のもの。]
-- TRIZシンポ2009 発表: USITオペレータ活用事例集の検討 ([MPUF-USIT/TRIZ研究会] 古謝 秀明 (富士フイルム) 、三原 祐治、中山 憲卓、中村 公一、牧野 泰丈) (紹介: 中川 徹)
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(2010. 7.25)
多数の身近な新しい技術を一つ一つUSITの目できちんと分析して、事例集として蓄積していこうとしています。その分析では、時間や空間での特徴を捉えて従来の技術の問題点を考察し、その問題点を克服する新しい技術のしくみをきちんと理解しようとします。また、すべての技術的問題を大きく分類することを考えて、A. 機能の過剰、B. 機能の不足、C. 機能の不安定、D. 害という 4分類を、問題を起こす原因によって細分化して、全部で16分類しています。また、新しい技術をもたらせたアイデアを、「USITオペレータ」を使って書き出しています。事例集の目標は、このような問題の分類から、それぞれに適したUSITオペレータを知ることができる索引を作っていくことです。このアプローチは、いままでしばしば行われてきた「一つの技術を分析して、TRIZの矛盾マトリックスで位置づける」というアプローチと、見かけが似ていますが、内容はずっと違うものです。
和文のポスター発表スライド (15枚)、および、中川の「Personal Report」 の紹介を和訳
して掲載。英文では、ポスター紹介スライド (4枚)
と、中川の紹介文
を掲載。
-- TRIZシンポ2009 発表: 韓国におけるTRIZ活動とその成功要因 (2009年) (Kyeongwon Lee (韓国)) (紹介: 中川 徹)
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(2010. 7.25)
韓国におけるTRIZの導入の経過を概観して、「韓国においてTRIZはいま、(幼児期から脱して) 急激な成長段階にある」といいます。その成長のきっかけになったのが、2004年頃のサムソン (グループ内) における、ロシア人TRIZ専門家を中心とした、技術的な成功事例であり、大企業がそれを認めて積極的な推進をしたことです。その後、社内でのトレーニングが強調され、それをこなすためにオンラインのトレーニングコースが活用されました。韓国語での出版が多数行われ、いまやいくつかの大学に正規の授業科目としてTRIZによる創造的設計工学が開かれています。著者は韓国での成功要因を 9観点から まとめています。この論文の紹介の最後に、中川が日本でのTRIZの活動状況をサマリし、著者の9観点と他の 6観点とで、今後のTRIZの推進のしかたを議論しています。
発表スライド(16枚) を、英語と日本語(和訳:中川)
で掲載。また、中川の「Personal Report」での紹介
(英文) を和訳
して掲載。
-- 海外ニュース: TRIZCON2010 (米国) 10月開催予定
(2010. 7.25)
- TRIZCON2010: 10月7-8日、オハイオ州Daytonで開催予定。
-- 案内 (日本TRIZ協会のページ): 「第6回 日本TRIZシンポジウム 2010」 のプログラムを更新、参加者募集中 (掲載: 2010. 7.11*; 7.25#; 8. 1##; 8. 8**; 8.16**)
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グループ討論の計画について記載しました。英文ページに、交通アクセス、バス便について詳しく記載しました。(2010. 8.16**)
最終原稿の掲出を受けて、プログラムを更新し、第三次計画として公表しました。(2010. 8. 8**)
参加登録関連の情報を英文ページに掲載しました。和文ページはできていません。(2010. 8. 1##)
基調講演 (Khomenko、Karimi)の拡張アブストラクトを和文と英文で掲載 (2010. 7.25#)
追加発表7件 (うち海外6件) を受理し、プログラムを更新しました。発表総計44件で、一層充実しております。右の欄をクリック下さい。(2010. 7.11*)
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-- TRIZシンポ2009発表: ものづくり課題解決体系におけるTRIZの役割 (熊坂 治、菊池史子、福島章雄 (パイオニア)) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 7.11)
ポスター発表ですが、素晴らしい体系を持ち、膨大な蓄積を持った発表です。著者たちは、「課題-解決技法マトリックス」と呼ぶ大規模な表を構築しました。ものづくりの過程における課題/明らかにしたいことを4過程 37課題選択して、表の行に配置し、一方、列には有効なさまざまな技法 (あるいはそのサブ技法) を書き並べています。TRIZでは8方法、USITを1方法として取り上げています。この 37行×73列の膨大な表で、それぞれの課題/質問に対して効果が期待できる方法に○印 (また、ある程度期待できる方法に△印) をつけています。大変貴重な表であり、その表の全貌が公表され、多くの人たちが検証・改良していけると、きっと素晴らしいことになるでしょう。国内参加者の投票により、「私にとってもっともよかった発表」のポスター賞を受賞しました。
ポスター発表スライド (10枚)、ポスター紹介の英文スライド (4枚)
、および、中川の詳しい紹介文 (「Personal Report」抜粋) (英文)
を掲載。
-- TRIZシンポ2009 発表: 進化トレンドのネットワークと 矛盾解析による成熟度評価 (Niccolo Becattini, Gaetano Cascini, Federico Rotini (イタリア); 和訳: 井上 淳 (東芝)、中川 徹) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 7.11)
TRIZシンポジウム2009でのイタリアのグループからの第二の発表です。リーダであるGaetano Casciniらによる本発表は、製薬業での錠剤製造法について進化トレンドのネットワーク図を例示しています。また、矛盾の進化と理想性の増大との相関から技術の成熟度を評価する方法を提案しています。英文スライド、和訳スライド
、および 中川の紹介文 (「Personal Report」抜粋) (英文)
を掲載。
-- TRIZシンポ2009 発表: 相互連結性と空白の機会: 革新の好機を見つけるために予測とシナリオライティングを一緒に持ち込む (Davide Russo, Caterina Rizzi, Tiziano Montecchi (イタリア); 訳: 仲畑光蔵 (日立)) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 7.11)
TRIZシンポジウム2009では、技術予測についての発表が、イタリアのグループから2件ありました。彼らは、技術予測のための「再現性のある客観的な方法」の構築を目指しており、その基本的な方法が「シナリオネット」あるいは「進化トレンドのネットワーク(NET)」と呼んでいるものです。Davide Russo らによる本発表は、一つのシステムについて、その進化の諸段階、設計のさまざま、および将来のあり得る構成などのすべての面を、目に見える形で合成することを目指していて、「知識マッピング (Knowledge Mapping)」と呼ぶ枠組みで表示することを試みています。既存の知識を、この枠組みで整理し、将来何をすべきかを考えようとしており、優れた方法であると私は思います。英文スライド、和文スライド
、および、中川の紹介文 (「Personal Report」 抜粋) (英文)
を掲載。
-- 案内 (日本TRIZ協会のページ): 「教育とTRIZ」研究分科会 (主査: 中川 徹 (大阪学院大学)) が発足しました。
(掲載: 2010. 7.11)
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このたび、日本TRIZ協会内の第三の分科会として、「教育とTRIZ」研究分科会が発足しました。
テーマ分野は大きく二つあります。
(1) 大学および大学院における、TRIZおよびTRIZを基礎とした工学の教育と研究のあり方を探る。
(2) 高校・中学校・小学校・幼稚園などの諸レベルにおいて、TRIZを基礎とした創造性教育のあり方を探る。
6月4日の段階で11名でスタートし、主査に中川 徹を選びました。会合を持つことは困難がありますので、メールでの連携を中心に活動する予定です。TRIZ協会員の皆さん、また、協会員でなくても本テーマに関心をお持ちの皆さんの参加を歓迎します。
「教育とTRIZ」研究分科会のページ、 「教育とTRIZ」研究分科会設立趣意書 (2010年6月4日)
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-- 案内 (日本TRIZ協会のページ): 「第6回 日本TRIZシンポジウム 2010」 のプログラムとアブストラクトを発表、参加者募集開始
(掲載: 2010. 6.14; 7.11*; 7.25#; 8. 8**; 8.16**)
日本TRIZ協会主催、2010年 9月 9日(木) 〜11日(土)
日本TRIZ協会公式サイト
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神奈川工科大学 (厚木市。小田急線本厚木駅 (新宿より急行55分)下車、バス 約25分)
招待と一般発表を合わせて計37件 (国内27件、海10件) を受理し、3日間の充実したプログラムを組むことができました。ここにプログラムの詳細 (第一次公表版) と全件のアブストラクトを発表します。
また、シンポジウムの前日に「OTSM-TRIZ入門セミナー」を開催します。
シンポジウム (およびセミナー) への参加者を広く国内・海外から募集します。どうぞ奮ってご参加いただき、どんどん進んでいるTRIZの理解と新しい事例に接して、また、TRIZの仲間たちと交流して、ご自身の、また御社や大学での革新の活動の新しいエネルギーにしてください。[追加発表 7件 (うち海外6件) を受理し、一層充実したプログラムとなりました。*印の更新箇所を参照下さい。(2010. 7.11)
基調講演 2件の拡張アブストラクトを英文と和訳で掲載しました。(2010. 7.25#)プログラムを更新 (第三次計画) 公表 (2010. 8. 8**)
] ]
開催案内にあたって(林 利弘)、発表者の方に**、最終原稿の提出要項詳細*
、論文集(計画)、
プログラム骨子**、プログラム一覧シート**
、プログラム詳細**
、アブストラクト(国内発表者)**
、アブストラクト(海外発表者)**
、
基調講演(Nikolai Khomenko)#、基調講演 (Mahmoud Karimi)#、チュートリアル (前古護)、テーマ講演 (5件)、グループ討論**、プレシンポジウムセミナー「Nikoli Khomenko: OTSM -TRIZ 入門セミナー」
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、9月8日(水) 10:00-17:00、産能大 (東京、サピアタワー)
-- TRIZシンポ2009 発表: 開発技術者から見たTRIZ ―アンケートによるTRIZの使い方― (福嶋 洋次郎、秦 務 (パナソニック)) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 6. 9)
著者たちは、パナソニック(株)の本社R&D 部門で2003年からTRIZの適用を推進してきており、IT&ソフトウェアの分野で156の実地プロジェクトにTRIZを適用した実績を持っています。各プロジェクトでTRIZの適用終了時に実施したアンケートの回答(自由記述) を、本発表で分析しています。技術者たちの回答は要点を突いたもので、大部分が積極的な回答でした。また、各従業員の毎年の特許申請件数を分析して、「入社初年次に (先輩社員と一緒に) TRIZの適用経験を持った従業員たちは、入社2-3年目において、TRIZ経験を持たなかった従業員たちよりもはるかに多くの特許を出していた」ことを明らかにしました。
発表スライド、発表スライド (英文)
を掲載。また、中川の紹介文 ( 「TRIZシンポジウム2009 の Personal Report (Part E)」
から抜粋)を英文ページに再掲載
。
-- TRIZシンポ2009 発表: 地域統合的エネルギー計画とシステム・モデルのフレームワーク作成方法論としてのOTSM-TRIZと クラシカルTRIZの可能性 (Atom Mirakyan, Nikolai Khomenko, Laurent Lelait, Igor Kaikov (ドイツ); 訳: 海野 誠(川崎重工)) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 6. 9)
地域 (国内の一地方)でのエネルギ計画の基本目標として、「環境にやさしく、技術的に信頼性があり、制度として健全で、社会に受容され、コスト効率がよく、長期に渡り地域の持続的な発展を支えること」を掲げています。それは、技術問題だけでなく、社会・経済などにも関係した、複雑で大規模な問題を取り扱う必要があります。そのような計画策定を扱うためのフレームワークとして、「OTSM-TRIZ」という方法論を導入しています。この発表自身が、「OTSM-TRIZ」という方法論の紹介になっています。この計画立案において、大規模な問題を階層的に捉え、現実から最も望ましい解決策へのルートとその間にある障害 (矛盾) をネットワーク図で表現し、解決すべき矛盾を明らかにしてTRIZでの解決を目指しています。また、彼ら立案者・専門家の他に、関係者たちや意思決定者たちなどのグループと連携していくプロセス・モデルを持ち、社会の中で計画策定を進めていく実際的なやり方を提示しています。
英文発表スライド、英文論文
、和文発表スライド
を掲載。 また中川の紹介文 ( TRIZシンポジウムの「Personal Report」
から抜粋) を和訳
して掲載。
なお、著者の一人Nikolai Khomenko 氏に、今年のTRIZシンポジウム2010の基調講演、およびその前日に「OTSM-TRIZ入門セミナー」を依頼しています。それらの準備として本発表が参考になります。-- TRIZシンポ2009基調講演: 未来の技術システムの予測: TRIZの活用 (Boris Zlotin (米国); 訳: 黒澤愼輔 (産業能率大学))(紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 6. 9)
著者は永年、アルトシュラーの共同研究者の一人であり、TRIZマスターの中でも重鎮と目されている人です。今回のテーマの技術予測の問題にも30年以上も取り組んできており、「Directed Evolution (DE)」 [方向づけられた進化] という方法論を作り上げてきました。スライド全文は日本TRIZ協会のWebサイトで公開されていますので、そちらにリンクを張りました。英文スライドと、和文スライド
を参照下さい。中川が TRIZシンポジウムの「Personal Report」に書きました紹介文を英文ページに再掲載
しました。和訳はできていません。
-- TRIZシンポ2009 発表: 通信機器開発における実践的創造技法の活用 (庄司隆浩、古賀陽介 (パナソニックコミュニケーションズ(株)) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 5.30)
PCC社は、2001年以来、QFD-TRIZ-田口メソッド (および CAD/CAE) という科学的手法を本格的に取り入れて、全社レベルで実践してきており、恐らく日本で最もTRIZが普及している企業です。しかしそれでも、開発プロジェクトの技術者たちには、TRIZを中心とした科学的手法をそのままの形で実践していく時間がない、というので敬遠されがちです。そこで、著者たちは、必要に応じて適用の規模を調整できる(「スケーラブル」) ようにし、もっと分かりやすく適用する新しいやり方を作りました。つぎの3段階で適用します。(1)まず、目的の機能を果たす基本的なアイデアを (予備的なもの、既知のものを含めて) 洗い出し、それをツリー状の機能マップに表現する。(2)ついで、解決のための努力を集中するべき領域を選択し、その領域で新しい/発明的なアイデアを考え出すように、管理型ブレインストーミングでメンバに強制する。(3) 最後に、生成した諸アイデアを評価し、高い評価の新しいアイデアを強化し、特許出願にまで高める。本発表は、企業技術者がTRIZを「本当に消化して」、実践していけるようにしたものです。シンポジウムの日本人参加者たちの投票で、「私にとって最もよかった発表」の一つとして表彰されました。スライドのPDF を和文と 英文
で掲載し、中川の紹介 (シンポジウムのPersonal Report 抜粋)
を和訳して掲載
しています。
-- TRIZフォーラム: フォローアップ討論: TRIZの現状と将来の方向 (Arshad論文) をめぐって
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(掲載: 2010. 5.16)
[編集者より] Arshad氏の論文をめぐり、寄せられたフォローアップの討論を掲載していきます。まず、目次のページ![]()
で討論の経緯と、掲載記事を確認下さい。しばらくは2〜4週間隔で更新の予定で、英語または日本語でそれぞれ掲載していきます。2010年5月の討論ページ
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にはつぎのものを掲載しています。(掲載: 2010. 5.16)
- Arshad論文へのコメント (Ellen Domb (米国))
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(掲載: 2010. 5.16)
- 中川の追記へのコメント (Ellen Domb (米国))![]()
(掲載: 2010. 5.16)
-- TRIZフォーラム: 問題提起: TRIZのいままでの旅程とこれからの道 (S. Saleem Arshad (オーストラリア); 訳: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 5.10)
重要な問題提起を含む寄稿記事 (論文) です。著者による概要: 「イノベーションが変化と経済危機からの回復のための仲介者として世界的にますます強調されるに至って、技術革新のための進んだツールの開発が新しく要求されてきている。TRIZがその [技術革新の] 本流で使用されて成功したという例がないように見えることに対して、四つの寄与原因を特定し、吟味した。その結果から、TRIZおよびイノベーション科学の全体分野にとってのこれからの道を示すために、11項の観点を提示する。」
ここで論じている「本流」とは、産業界、技術界、学術界、教育界などでの (技術革新に関わる) 主要な活動・思想のことです。TRIZはそこに入っていける素質を持っているはずだ。それがどうしてできていないのか、どうすればよいのかを論じています。非常に大事な、沢山の議論すべき項目を含んだ、貴重な記事です。英語で世界のTRIZリーダたちに読んでいただくと共に、和訳して皆さんに読んでいただけるようにしました。中川のコメントをページの最後に補足しました。ご意見の投稿を歓迎します。-- TRIZシンポ2009 発表: 結果(=利益)を出すためのTRIZ導入と実務適用事例(2) 〜 QFD → TRIZ → TM の適用で、結果は出たのか?〜 (片桐朝彦、土澤聡明、保坂周一 ((株) コガネイ)) (紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 5.10)
空気圧バルブでの新製品開発を目標とした実プロジェクトに、TRIZ他 の3手法を取り入れ、3年間で画期的な新製品の開発を達成したというものです。顧客の声を (QFDを用いて) 真剣に捉え直し、本当に開発すべき技術課題を明確にしました。その課題は通常のセンスでは非常に高度な要求でしたが、TRIZを用いて問題解決を図りました。また、そこで得られた解決のアイデアには、未経験、専門外の技術を要しましたので、その開発のリスクを最小限にするためにTM でテストを設計し、CAD/CAE ソフトを使ってシミュレーションによるテストを行なったとのことです。最終的に得られた新製品の性能、その内部構造、その応用事例なども詳しく述べています。
上記 3手法は、著者たちにも、同社にも初めての導入だったのですが、その指導をただ一人の日本人コンサルタントに一貫して委ねて、この実績を挙げたといいます。本件は、シンポジウムの投票で、「私にとって最もよかった発表」に表彰されました。「TRIZの実地適用事例/成功事例が欲しい」というあなたにぜひ読んでいただきたい発表です。和文スライドPDFと中川の紹介の和訳
を掲載し、英文でも、英文スライドPDF
と中川の紹介 (シンポジウムのPersonal Report 抜粋)
を掲載しています。
-- TRIZフォーラム: Collabo: 「TRIZとその関連分野の推進者との連携ページ」を開設しました。(中川 徹)
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(掲載: 2010. 5. 9)
TRIZあるいはより広い分野で普及・推進を図っておられる多くの人たちから、定期/不定期に (1ページ程度の) ご寄稿をいただき、それぞれの方のページを作って、掲載・蓄積していくことにいたしました。本『TRIZホームページ』も蓄積が大きくなるとともに、やや専門的になりすぎてきている面があると、反省しております。いろいろな方から寄稿を受けて、新しい観点から、より分かりやすい表現で、記事・読みものを提供していけるようにしたいと思っております。関心を持たれた方は、さらにそれぞれの寄稿者のWebサイトなどを参照下さい。現在、つぎの人のページを開設しています。-- 桑原正浩さん (アイデア社) のページ
(開設: 2010. 5. 9; 最終更新: 2010. 6. 9)
実例で学ぶ本当のTRIZ: (1) TRIZって何? (2010. 5. 9)
実例で学ぶ本当のTRIZ: (2) どのようにして使えるTRIZにしたか? (2010. 6. 9)
-- TRIZシンポ2009基調講演: TRIZ: 必要だが不十分。 市場およびすべてを包括する理論 (Darrell Mann (英国); 訳: 小西慶久: 紹介: 中川 徹)
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(掲載: 2010. 4.18)
「なぜ、(ようやく市場に出た)製品のうちの90%以上がイノベーションを起こせずに失敗するのだろうか?」という問題意識から出発している。ここの主題は、「イノベーションは、顧客の声とシステムの声が合致して初めて起こる」、「TRIZに不十分なのは顧客の声 (=市場のトレンド) を知る方法だ」、そして、「顧客の声を知るには (QFDのアプローチよりもはるかに) 大きなスケールで考える必要がある」と主張する。顧客の声を知るための3段階は: (1) 望む機能を明確にする。(2) (a)人口の変化を知る、(b)顧客の世代の特徴を知る、(c) 人々の特徴的な行動を考察する。そして、(3) 市場のいくつものトレンドとその関係 (強化関係と対立/矛盾関係)を知り、トレンド間の矛盾を解決するという要請が「顧客の声」であると捉える。著者はこの方法を、個別事例ではなく、一般的な方法とし確立しようとしており、いくつもの包括的な理論 (特に、(2b) に世代循環の理論、(2c) にスパイラルダイナミックスを取り入れている) を考察し、(3)では全体で1000のトレンドを扱っている。8年間の研究チームの成果として、無数にある技法と無数のビジネス書を押さえた上で、本当にすぐれたものだけを抜き出して再構成している。大きなビジョンを持つ素晴らしい基調講演である。いろいろな思想を元素の周期律表のような形式で示しているのも楽しい。発表スライドPDF: 英文、和訳
。中川の紹介:
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。
読者の声と案内: 韓国の印象
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- 「韓国の印象」 (澤口 学)(掲載: 2010. 4.18)
-- 海外ニュース : 韓国 KoreaTRIZCON2010 (3月) 開催
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- 韓国: Korea TRIZCON2010 の開催計画。2010年3月11-13日、ソウル。発表募集中。(掲載: 2010. 1.19)
同参加報告 (澤口 学 (早稲田大学))(2010. 4.18)
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中川 徹 (Toru Nakagawa) 大阪学院大学 情報学部 教授。
大阪府吹田市岸部南2-36-1 (郵便番号 564-8511)
E-mail: nakagawa@ogu.ac.jp ■■ ドメイン名変更。旧アドレスは2008.3末までで停止。今後順次書き換え。
Tel: 06-6381-8434 (内線 5056) FAX: 06-6382-4363