大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

II. 留学の種類

大阪学院大学に在籍するみなさんは二種類の留学を選ぶことができます。A)交換留学とB)認定留学です。(交換留学については、2号館2階の国際センターに資料が揃っています。)交換留学制度と認定留学制度の主な違いは次の通りです。

A) 交換留学

@ 大阪学院大学が定める「外国留学規定」に基づいて、本学と交換学生制度を締結している大学へ留学することを指します。ここで「交換」というのは、本学が相手の大学から留学生を受け入れ、同じ数の本学の学生がその大学へ留学することです。同じ数の学生を「交換」するのですね。ですから、授業料は自分の在籍する大学へ納めて、在籍したまま相手先の大学へ留学し、授業を受けることができます。日本の大学を卒業して学士号(英語ではbachelor’s degreeです。外国語学部の卒業生はBachelor of Arts、略してB.A.を与えられます)を得るためには、大学に4年以上在籍する(つまり、4年間授業料を収める)必要があります。交換留学では、本学に籍を置いたまま留学できますから、4年間で卒業することができます。(注意 ここで言う「交換」は本人、つまりあなたと相手先大学の学生との交換です。例えば、あなたが相手先の大学へ留学して、ホームステイするからというので、相手先大学からの留学生をあなたの実家へステイさせなければならない、という必要はありません。念のため。)

A 交換留学の特徴の一つは大学探しに時間をかける必要がない、ということです。アメリカだけでも1,500校以上といわれる大学の中から自分にあった大学を選ぶのはまず不可能ですが、本校が交換留学制度を締結している大学から選ぶのは比較的容易です。

B この留学の特徴は第一に経済的であるということです。@で説明したように、授業料を余分に払う必要がありません。提携先の大学の授業料が本学の授業料よりも高くても、その差額を負担する必要はありません。さらに、本学の授業料の半年分が奨学金としてもらえます。旅費や生活費に充当できますから、これはお得です。もちろんこの奨学金は返還の義務がありません。

C 留学中に取得した単位は、最大60単位まで読みかえ(transfer/transferable)できます。読みかえられた単位は本学の卒業必要単位(126単位)に含めることができます。ただし、アメリカやイギリスの大学へ一年間留学しても60単位を取得するのはほとんど不可能です。(英米の大学の履修制度については、認定留学のセクションで詳しく説明します。)

D 交換留学の期間も規定で定められていて、1セメスター(semester)か2セメスターです。セメスターはアメリカやカナダの過半数の大学が採用している学期制度で、16週間からなります。すべての授業はこの期間に完結します。大体、秋学期(Fall Semester)は8月の第3週の月曜日から始まり、12月の第2週の金曜日に終わります。春学期(Spring Semester)が1月の第1週から始まり、5月の第1週に終わります。それぞれのセメスターは何日かの休暇を挟んでいます。秋学期ではThanksgiving holidays(アメリカでは11月の第4木曜日がThanksgiving Dayで、この日を含む数日)、春学期ではEaster holidays(Easter Dayは春分の日以降の最初の満月の日の次の日曜日です。年によって3月におこなわれる[observed]ことも4月におこなわれることもあります。典型的な移動祝祭日[movable feast])が数日にわたる「長期休暇」です。

現在までに学生交換を締結した大学は21校で、アメリカ、ドイツ、中国、タイなど英語圏の国から、他の言語圏の国々まで広がっています。残念ですが、イギリスの大学とは学生交換協定は結んでいません。

B) 認定留学

認定留学の対象となる大学は世界のすべての大学ですから、無数といっていいほどです。それだけたくさんあっても、実際には留学の候補になる大学数は限られます。海外留学を志すあなたが、まずしなければならないことは大学を絞ることです。第一に、どこの国に行くかを決めましょう。大学制度は国によって違います。応募の方法や書類の種類から、授業の方法まで、国が違えば、大きく違ってきます。まずアメリカの大学への留学を取り上げます。

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