では願書を出すことにしましょう。ブライトン大学と同じく職業教育専門の大学で、ホスピタリティとツアリズム経営学を学ぶことのできる大学として、Oxford Brooks UniversityとUniversity of Surreyをお薦めします。オクスフォード・ブルックス大学はオクスフォードとその近くの都市に分校を持つ大学です。3つのキャンパスで学ぶ学生総数は1万8千人で、2008年9月の入学者の授業料は9,620ポンドです。オクスフォード・ブルックス大学は日本にも事務所を開設しています。その大学案内を紹介します。
出願に当たって注意すべきことがあります。イギリスの大学は少数の例外(ケンブリッジ大学とUniversity of Stirling)を除いて12週からなる学期(termともsemesterとも呼ぶ)が10月、1月、4月に始まります。それぞれ独立していますが、モジュールという系統的に複数科目を専攻して、自分が専攻した領域の知識を身に付けるようになっています。(ファウンデーション・コースでもモジュールを採用しています。) そういうわけで、アメリカの大学のようにどの学期からでも入学ができるというわけではありません。たいてい願書締め切りが6月で、入学は秋の学期からです。アメリカでは入学のチャンスは複数回ありますが、イギリスの大学は年に一度です。七夕祭りの頃に合否の通知が来ます。それでこれを「七夕システム」と筆者は呼んでいます。